2013年8月27日火曜日

8月11日(日)アイルランド出国

ご報告が遅くなりましたが、
今年度のアイルランド研修を無事終えることができました。
全員元気に帰国できましたことがなによりです。
ここでは、帰りの様子を少しお伝えします。

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現地時間の11日(日)7時半、ダブリン空港へ集合しました。

それぞれのホストファミリーに送ってもらい、最後のお別れをして少し涙を浮かべている生徒や、日本への帰国が迫りわくわくしている生徒の様子がみられました。

空港で点呼をしている間に、
スーツケースの重さを確認しています。

 
重さの制限は1つの荷物につき23キロまでです。
1人2つまで無料で荷物を預けることができますので、スーツケースとは別に
ボストンバッグに荷物を分けている人がほとんどでした。

JTBの井上さんに教えてもらったようにきちんとパッキングすることができていました。



このあと、全員スムーズに荷物を預けることができました。
いよいよ出国です!

 
 
大きな荷物がなくなって身軽になり、出国手続きもスムーズに済みました。
なんとアイルランドからの出国の際は、出国審査がないのです。
 





予定通り9時40分にダブリン空港を飛び立ち、およそ1時間10分のフライトを経て
オランダのアムステルダムに到着しました。

次のフライトまで少し時間がありましたので、1時間ほど自由時間です。
チーズや雑貨など、オランダのおみやげを買っている人がたくさんいました。
最後のヨーロッパだから、とスコーンや甘いアイスクリームでのんびりと休憩をしていた人もいたようです。

そして現地時間の14時45分(ダブリンとの時差は+1時間)、福岡へ向けて
飛び立ちました。

機内では研修のまとめをしたり(作文は8月中に提出です)、学校の宿題をしたり、
機内のエンターテイメントを楽しんだりと様々でした。

深夜便ということで途中照明が暗くなりましたが、ダブリンの感覚では
まだまだ日中だったため、あまり眠れなかった人もいたようです。

機内食は、乗ってすぐと日本到着直前の2回出ました。
こちらは1回目の親子丼、サラダ、抹茶のケーキやクラッカーなどです。
わたしたちの感覚からするとちょうどお昼ご飯になりました。


2回目の機内食は、ポテトや卵焼き、フルーツの盛り合わせなどで、「朝ごはん」。

時差がかなりありますので晩ごはんはなし・・・。
ですが、機内でおなかが空いた人はクッキーやチョコレートなどのお菓子を自由に食べることができたり、乗務員さんのところへ行ってお願いするとカップ麺をつくってくれました。

みなさんはだいたい同じ時間帯にお腹がすいたようで、
一緒に仲良くカップ麺やアイスを食べながら、アイルランドでの思い出話に花を咲かせているようでしたよ。


そして、およそ10時間15分のフライトを経て、福岡空港へ無事到着しました。

飛行機からターミナルまでバスでの移動でしたが、外に出てからの一言は
「暑い!!!!」
「べたべたする!」

乾燥がひどく寒かったダブリンになれていた私たちは、文字通り「まとわりつくような湿気」というものを実感しました・・・。

ご家族との再会に備えてダブリンパーカーなど来ている人もいましたが、
あまりの暑さに一時脱いで半袖になっている人もいました。

預け荷物を受け取って、ゲートを通り、いよいよご家族との対面です。
カメラやビデオをかまえてたくさんのご家族の方々がお迎えに来てくださっていました。

この研修を通してご家族への感謝の気持ちを特に強く感じていた生徒たち。
少し照れながらも、久しぶりの再会はとても感動的なものだったと思います。

大きなスーツケースに負けないくらい、大きな大きな笑顔で
全員無事に帰国することができました。


最後に、空港の一角で解団式を行いました。
生徒代表として高2の國川友梨さんが報告を行い、校長先生より講評をいただきました。





 
 
引率の山口先生からもご報告。


最後に、添乗員の井上さんへ生徒のみなさんからお礼の言葉と、アイルランドの国旗に
寄せ書きをしたプレゼントを贈りました。

 
 

生徒のみなさんにとって、このアイルランド研修は大変充実した貴重な経験に
なったと思います。
英語や文化を学んだ経験はもちろんのこと、挑戦することの大切さや周りの方々への感謝の気持ちなど、言葉では説明しきれないほど多くのことを学び、成長しましたね。

引率の山口先生の言葉にもありましたが、
この3週間の研修をいかに有意義なものにするかは、帰ってきたあとの学びが非常に重要です。
この経験を今後の生活に生かし、グローバルシティズンとして活躍する女性になってくれますよう、さらなる成長を願っていますね。

保護者のみなさま、生徒30名全員、大きな体調不良も出ることなく、
無事に帰国することができました。

3週間という長い期間、お子様をアイルランドへ送り出していただき、
あたたかくご協力、ご支援をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。

来年度、また多くの生徒が素敵な研修に参加することができますように。

2013年度アイルランド研修のブログは今回が最後です。
多くの方々にご覧いただきまして、ありがとうございました。


2013年8月11日日曜日

8月10日(土)小旅行3

ついに、ダブリンで過ごす最後の日を迎えました。
プログラムの最後はキルケニーへの小旅行です。

9時に教会前に集合し、オーストリアの生徒と一緒に貸し切りバスで移動します。



 
「昨日、家にいる外国の子たちが焼いたブラウニーを切り分けてもって来ました!」


およそ2時間弱で、キルケニーへ到着しました。

キルケニーは小さな町ですが、
有名なキルケニー城を中心に大聖堂などの遺跡が多く密集しており、その合間にはかわいい雑貨店やカフェが立ち並んでいます。
徒歩で散策するのにちょうどよく、人気の観光スポットです。

その町並みを彼女たちも気に入った様子。
しばらく自由時間を取り、街を散策しました。集合場所は、キルケニー城の入り口です。

 
↑ キルケニー城 入り口の門
 


 
 
 

 
 
週末とあって、多くの出店があったり、広場でパフォーマンスをする人に人が集まっていたりとにぎやかでした。


 
「いいお店ないかな」と路地を抜けていっていますね。まるで冒険♪


 
かわいい雑貨や駄菓子がたくさん。
 
 

12時半からはキルケニー城の内部見学ツアーです。
残念ながら中は撮影禁止でしたが、ダイニングルームや寝室、図書館などが
忠実に再現されていました。




 
 
中世ヨーロッパのお城はまさに映画や童話のワンシーンの中のようでしたよ。
 
ふかふかのじゅうたん、
きらびやかなシャンデリア、
豪華な食器の並んだダイニングテーブル、
天蓋つきの素敵なベッドのあるお部屋・・・。
 
「本当にここに人が住んでいたのですか?」
「どうやったらこんなお城に住めますか?」
と生徒のみなさんは興奮気味。
つかの間の夢の世界を楽しむことができました。
 
ギャラリールームでは、その特徴的な部分の説明を施設の方からじっくり聞くことができました。
ヴァイキングとの深いかかわりの中で発展してきたアイルランド。
ギャラリールームの10メートルある天井の構造や壁に施されたモチーフは、ヴァイキングの船をかたどったものなのだそうです。
荒々しいヴァイキングのイメージとは違い、洗練されたとても美しいお部屋でした。
 
写真でご紹介できないことが非常に残念です。
 
 

 
 
お城を出たところで集合写真を撮りました。
 

 

 
 
 
 
↑ 写真のうしろはローズガーデンになっています。
 
 

 
 

キルケニー城を見学した後、また少し自由時間を設けました。
最後まで家族へのおみやげ探しをしたり、おいしいスイーツを食べたりと小旅行を満喫しているようでした。

 
↑ 「家族へおみやげに、すてきな時計をみつけました!」
わざわざ見せてくれました。
 
 
↑ 「プレーンのスコーンのおいしさを知った!」とのこと。
いい香りが町中にだたよっていました。
 


再びバスに乗り込み、2時間かけて教会へ戻ってきました。

今日の夜はホストファミリーと過ごす最後の夜です。
3週間お世話になったホストファミリーへ、自分のできうる限りの英語を使って
感謝の気持ちをしっかり伝えてくれるよう、願っています。

明日は朝7時半に空港集合です。
それぞれのホストファミリーが空港まで送り届けてくださいます。

解散する前に、荷物のパッキングのしかたや空港での注意事項を再度、井上さんに確認していただきました。

最後まで緊張感を持って、無事日本へ帰国したいと思います。


保護者のみなさま、いよいよ帰国のときが近づいてまいりました。
お子様を全員元気に出国させることができそうです。
もうしばらくの間、お祈りをよろしくお願いいたします。


予定通り現地時間の9時40分にダブリン空港を出発後、約1時間半で乗り継ぎ地であるアムステルダムへ到着します。

 
 
 

2013年8月10日土曜日

8月9日(金)授業・修了式・バイキングスプラッシュツアー

朝から一面曇り空で、天気がよくありません。
午後から予定しているツアーで雨が降らないことをひたすら祈る朝…。


いよいよ今日が最後の授業です。
3週間は長いようで、振り返ってみるとあっという間でしたね。
週末ということでテストをしたり、振り返りシートを記入したりしました。

1時間目を終えて、休憩時間の様子です。
今日は2時間目に修了式が行われるため、教室内で休憩時間を過ごしました。
いそいでおやつを食べています。


修了式の準備を待つ間に、JTBから来られている添乗員の井上さんから帰りの荷物などについて確認がありました。
井上さんは私たちを迎えに、昨日ダブリンに到着されたばかりです。

 
 
2個まで無料の預け荷物の重量制限についてや、パッキングのこつ、手荷物に入れておくべきものなど。
「3週間前とずいぶん表情が違いますね。緊張が解けて、ハグも自然にできるようになったんだね。」と嬉しい言葉をいただきましたよ。
 

2時間目が始まり、修了式が行われました。
私たちのためにわざわざ駆けつけてくれたCESの最高責任者ジャスティンから3週間の研修を振り返り、お褒めの言葉をいただきました。

 

日本で5月に会ったときと比べて驚くほど成長し、積極的になったこと。
それぞれの活動で素敵な笑顔を見せてくれたことなど。
 
また、
アイルランドでの全ての体験は日本とはかなり違う、とても重要で貴重なものばかりだということ。
このプログラムに関わってくれた先生や学校の方々や家族への感謝の気持ちを忘れてはならないこと。
アイルランドで食べたもの、観たもの、感じたもの、学んだことを日本に帰っても忘れないでほしいこと。
この3週間の学びは今後の人生で必ず役に立つと信じ、自信を持つこと。
またぜひダブリンに来て欲しいということ・・・。
 
 
日本や福岡が大好きだというジャスティンは、時折日本語を交えながらわかりやすく生徒たちに語ってくださいました。
その情熱のこもったお話に、生徒のみなさんは真剣な、そして少し満足そうな表情で聞き入っていました。
 
  
  
最後に、長旅を終えたら焼き鳥やしゃぶしゃぶなどのおいしい日本料理を存分に楽しんでね、とおっしゃっていましたね。
すると帰国を実感したのか、あちらこちらで嬉しそうな笑い声やため息が聞こえてきました。
 

CES Mercy Collegeの校長先生であるオーニャと、クラスやホストファミリーなどのサポートをしてくれたナタリーからも講評をしていただきました。

 

 
 
その後、ジャスティンから直接一人ひとり修了証を受け取りました。
この夏にCESのプログラムに参加した全てのグループの中で、直接ジャスティンが
修了証を渡してくださったのは私たち福岡ふたばのグループだけで、とても特別なことなのです。

ジャスティンとの2ショットを、全員分載せます。
クリックすると拡大できます。

<中3・13名>













<高1・10名>










<高2・7名>








その後、少し遅れて最後の2時間目の授業に出席しました。

今日が最後の授業でしたので、終わってからもクラスメイトと写真を撮ったり、他の国の友人の連絡先を聞いたり、
お世話になったイエローシャツのスタッフに挨拶をしたりと忙しい様子でした。



 
 
最後に学校を出るとき、入口の前で記念写真を撮りました。
3週間毎日のように通った場所です。


 


みなさんとても名残惜しそうに学校を後にしていましたね。
「寂しい!」「あっという間だった」「もうここに来ないという実感がない」
という声がたくさん聞こえてきましたよ。

 
午後からは福岡ふたばオリジナルアクティビティということで、Viking Splash Tour
(バイキング・スプラッシュ・ツアー)へ参加しました。
シティセンターでこのツアーのバスを見かけることも多く、楽しみにしている
生徒が多かったですね。

グラフトンストリートの先が、出発地点です。
乗車完了!いよいよ出発します。


 
 

 
ドライバー兼ガイドの方が、ダブリンの街並みについて詳しく説明してくださいます。
ダブリン城や聖パトリック大聖堂、ハーフペニーブリッジ、モリー・マローン像などの主要な観光スポットを見て回ります。



 
 
 
 
バイキングの帽子がお似合い!
乗車するときには全員この帽子をかぶります。





ガイドの方がとても盛り上げてくださるので、楽しく観光をすることができます。
ガイドの方が「1・2・3」と言ったら、バイキングになったつもりで「わー!!」というのがおきまりです。

時には道行く観光客の集団に向かって「わー!!」と驚かせることも・・・。

このバイキングツアーは街中でとても目立ち、かなり人気のツアーなので(予約がなかなか取れないほど!)ダブリンの人々からたくさん手を振ってもらうことができます。


そしてこのツアーの1番の魅力は、バスが水陸両用であるということです!
シティセンターを一通り観光した後、ライフジャケットを身に着けて、
いよいよ川へ突入します。

 
 
すこし曇ってきて寒かったので、「ライフジャケットがあったかい!」

 
 
人数が30名と多かったので、2つに分かれて乗車しましたが、
途中、もう一方のグループとすれ違いました。
ここでも「1・2・3」「わー!!」と叫び合いましたね。

 


 
最後に出発地点に戻ってきました。
ダブリンでのよい思い出がまた一つ増えましたね。


ツアー後、シティセンターで現地解散しました。
今日は金曜日なのでお店がいつもより長めに営業しています。
シティセンターでの買い物やおいしいスィーツも今日が最後でしょう。
たくさんの生徒が「もう一度行きたい!」という場所を周っていたようです。

今日は無事、傘を出すほどの雨に降られることなく過ごせました。

明日はプログラムの最後となる小旅行で、有名なキルケニーという街を訪れます。