10時から、およそ45分間の御ミサでした。
日曜日には、朝早くから2時間おきくらいでミサが行われています。
もちろんすべて英語で行われますが、ふだん学校で行われている日本での御ミサとほとんど同じ流れだったため、参加しやすかったことでしょう。
教会へ入ると、先週同様、多くの方々が御ミサに出席されていました。
祭壇の前を横切るときやイスに座るときには必ず片ひざをついて十字を切り、御ミサが始まる前にも静かに祈る人々の姿を見て、やはり熱心なカトリック信者が多いことを感じました。
英語で書かれたミサのプログラムに沿って一緒にお祈りを唱えたり、司祭の説教を必死に聞き取ろうとしたりしていました。
シンガーの生の歌声に聴き入る人もいましたね。
今日は最後にAmazing graceが歌われており、「素敵!」と喜んでいました。
残り1週間の語学研修が、生徒一人ひとりにとって実りある日々となりますように。
また、全員元気に福岡へ戻ることができますように。
お祈りをしてきましたよ。
みんなで「来週の今頃は飛行機の中だね」と話していました。
<大人気!アイリッシュ・スコーン>
<街中でたくさん見かける、色とりどりの雑貨>
午後はフリーでしたので、それぞれCity Centreへ出かけたり、学校近くのTESCOへ買い物に行ったりしたようです。
ただ、今日はストライキのためバスが全く運行していない日でした。
イギリスとアイルランドは明日8月5日(月)がBank Holiday(バンクホリデー/祝日)のため、今日と明日は銀行を含めそのほかの企業や学校が休業となるのです。
観光関係や店舗の多くは営業していました。
ふだんバスを利用している私たちにとっては移動が大変でしたが、DART(電車)やタクシーを利用して出かけました。
<ダートの橋げた。ギネスビールの瓶になっています!>
そういえば、教会まで生徒たちを車で送ってくださったホストファミリーもいらっしゃいましたね。
ミサへ出席する私たちへの歓迎のことばを伝えにわざわざあいさつに来てくださったり、
普段も、困ったときには手を貸してくださったりと、ダブリンの方々はとても親切です。
このような街で英語が学べることは本当に幸せなことですね。
シティ・センターへ向った生徒と一緒にグラフトン・ストリートを歩きました。
たくさんのパフォーマーが道行く人たちを楽しませてくれる通りです。
彼女たちのお気に入りはこちら・・・。
まるで本物の銅像のように動きません!
小銭を置くとポーズを変えてくれます。
今日は3名しかいらっしゃいませんでしたが、5~6名のときもありました。
今日もみなさんは喜んで写真撮影をしているようでした。
こちらも生徒に大人気のお店、Murphy's Ice Cream(マーフィーズ アイスクリーム)です。
アイルランドを訪れた日本人の多くがブログや情報誌などで紹介しているお店で、過去にアイルランド研修に参加した生徒からおすすめされた人も多かったようです。
(実は、コルベット・かおりさんから教えてもらったお店でもあります。)
ラズベリーとブラウンブレッド&キャラメルを頼んでみました。
ブラウンブレッド(アイリッシュブレッド)はアイルランドで食べられている茶色い食パンです。
シーソルト味やギネス味、ベイリーズ(ウィスキー)味などアイリッシュなフレーバーがたくさん。
アイルランドの貴重な保護牛のミルクだけを使っているそうで、甘すぎず日本人好みの味でした。
コルベット・かおりさんによると、実はMurphy's Ice Creamは日本進出が予定されていましたが
一昨年の東日本大震災で取引業者が被災したため、話が立ち消えになってしまったのだとか・・・。
日本でも食べられる日が来ることを願います!
午後2時半からは、希望者を連れてRiver Dance(リバーダンス/アイルランドの伝統音楽とダンスのショー)を観劇しました。
夏の時期だけの公演で、すぐに座席が完売になってしまう、とても人気のある有名なショーです。
自分たちで英語できいて、パンフレットを購入しています。
買うことができました!
高2の5名が参加しました。
学生料金の€15の席なので、本当は3階席のかなり後ろの席のはず、だったのですが・・・。
少ない人数だったからか、空いている良席へグレードアップしてくださいました!!
なんと、1階席の前方です。
公演中は写真が撮れないので、公演前の様子。
舞台がこんなに近いなんて幸運でした。
メインはアイリッシュダンスと伝統音楽の演奏でした。
アイリッシュダンスは、バレエとタップダンスを融合させたような、とても美しいダンス。
ダンサーたちの足並みが綺麗に揃っていて、音楽との絶妙なコラボレーションを観ることができました。
学校のクラスでアイリッシュダンスを教わった生徒たちも、本物をみて感激!
ヴァイオリンなどの楽器の演奏も素敵でした。
約1時間の公演はあっという間に感じました。
「もう一度観たい!!!」という声が上がるほど。
時間とお金に余裕がある人には、残りの時間の中でぜひ観てもらいたいです。
↑ 公演後のようす。 「すごくよかった!」
その後、街を散策していると高1の生徒たちに会いました。
おみやげの相談をしながら買い物を楽しんでいたようです。
1日中曇っており少し寒かったですが、降っても小雨程度だったのでゆっくりと街を見て回ることができたのではないかと思います。
今日は生徒たちの写真が非常に少ないので、
最後に彼女たちに人気のおみやげものを一つ紹介します。
これはCladdagh Ring (クラダリング)と呼ばれるもの。
愛と幸せを運ぶものとしてアイルランドで絶対的な認知度を誇る伝統的な指輪です。
生徒のみなさんが事前学習会で中馬先生よりアイルランドの歴史について教わったときに、クラダリングについても触れられておりました。
王冠とハートのモチーフを両手で包み込んでいるようなデザインが特徴です。
ハートは愛情、両手は友情、王冠は忠誠をあらわしているといわれ、古くからアイルランドの人々が愛用してきました。
この指輪が人気なのは、その可愛らしいデザインだけではなく
はめる向きや、はめる指によって意味合いが異なるといわれていることもあります。
また、クラダリングの起源にも諸説あり、伝説・神話となって語り継がれています。
現在でも老若男女問わずアイルランドの人々に親しまれており、婚約指輪や結婚指輪としても人気。
写真のものは出店でみやげものとして安く手に入れたものですが、
ジュエリーショップなどで何十万円、何百万円・・・とするものも展示されていました。
ハリウッドの俳優やモデルたちが愛用していたり、映画に登場したりしたことから、日本でも人気・知名度が高まりつつあるそうですよ。
おみやげ用は€10以下からあるようでした。
現地のものをひとつ、お守り代わりに、友人とおそろいでという生徒をたくさんみかけました。
クラダリングをモチーフにしたグッズもたくさんあります。
ケルティック・ジュエリーは他にも種類がたくさんありますが、中でもクラダリングは伝統のある、とてもロマンチックなリングです。
明日はBank Holidayのため授業はお休み。
他の国の生徒たちと、Brayというリゾートタウンへ1日お出かけしてきます。
アイルランド滞在もあと1週間となりましたね。
返信削除保護者の方はもちろん、この研修に関わって下さっている
すべての方への感謝の気持ちを忘れずに、
充実した日々を過ごしてほしいと思っています。
また、昨年は帰国前に体調を崩す人が数名いました。
休息が必要だと思ったら、無理して動きまわらず、
身体を休ませてあげましょう。
山口先生、都留先生
初めての引率で大変なこともあったかと思いますが、
先生方も体調にはくれぐれもお気をつけください。