2013年8月9日金曜日

8月8日(木)授業・博物館見学

今日は少し曇っていましたが、一日を通して暖かい日でした。
昼間は厚手のパーカーを脱いで半そでのTシャツになっている生徒もいました。
夕方から雨が降りはじめましたが、ここ数日はとても天気に恵まれており、活動がしやすいです。


学校での授業も残すところあと2日です。
こちらでのクラスにも十分慣れ、2週間前と比べると、自分の意見を
はっきり言えるようになりました。

いつもの休み時間の様子です。
りんごやバナナ、みかんなどのフルーツや、ハムやチーズのサンドイッチがやはり定番です。



↓ こちらは食べきれなかったおやつを寄付するボックスです。
売店のカウンターに置いてあります。


おやつが足りなかった人はここから取って食べたり、CESのスタッフが配ったりしています。
日本ではなかなか見かけない、面白いシステムです。

 
「昨晩の残りのピザを持たせてくれました!」

 
「ホストマザーが焼いたスコーン。とってもおいしい!」
 
スコーンはアイルランドでもかなり人気のおやつのようです。
各家庭で作ることも多いようで、街中のカフェには必ずといっていいほど何種類かのスコーンがあります。
 
甘すぎず大きめなので、ほどよくお腹を満たしてくれます。
週末にホストマザーがアイリッシュスコーンの作り方を教えてくれるのでそれをおみやげに日本へ帰る、という生徒もいましたよ。



午後からはCollins Barracks(コリンズ・バラックス)にある、国立装飾美術・歴史博物館を訪れました。
公共のバスに乗ってシティセンター方面へ向かいます。

 
↑ バスを降りて博物館へ。きれいな橋を渡ります。

 
↑ ダブリンの市街地を走る路面電車LUAS(ルアス)


バスを乗り継ぎ、45分ほどで博物館へ到着しました。




 


 

 
「コリンズ」とは、アイルランド独立の英雄、マイケル・コリンズにちなんで付けられた名前です。
アイルランドに限らず、世界各地から集められた装飾美術品を収蔵・展示しています。あわせて、軍事的な品物の展示を行っている部分もありました。
 
ほんの一部だけ、写真でご紹介します。
*丈夫なガラスケースごしの撮影のため、かなり見づらい写真です・・・。
 
アイルランドのものでは、アイリッシュ・シルバーで作られた豪華絢爛な製品、
アイルランドのコインやメダルの歴史をたどるコーナー、伝統的なジュエリーや
ネオ・ケルティック様式の家具などが多数展示されていました。

 
↑ ケルト刺繍の品々

 
↑ 日本のお仏壇のよう?!と思いきや・・・。

 
↑ 描かれるイラストは西洋風ですね。一つひとつが繊細で美しい!
 

 
↑ 美しい工芸品

 
 
↑ アイリッシュ・シルバーで作られた製品。とても輝いていました。


 
↑ アイルランドのコインのコーナーにて。近づいてよく観察していると・・・。

 
6 現在の北アイルランドのあたりのコインがハート型です!
彫られているデザインもハートの、何ともかわいらしいコインを発見しました。

 
↑ カメラには収まりきれないほどたくさん展示されたコイン・メダルの数々。
日本の古くからの硬貨とはやはり一味違うようですね。

 
アジアンコーナーには中国のものと並んで日本の品々も多くあり、弥生時代の銅鐸や、戦国時代の鎧などがコレクションに加わっていました。江戸時代の浮世絵など、馴染み深いものも多かったです。
 


 

 

 
↑ 葛飾北斎の「富嶽三十六景」もありました!
「英語で一つずつタイトルが書かれていて面白い」と生徒たち。


 
↑ ジュエリーコーナーには金のクラダリング。結婚指輪として説明が添えられていました。


 
↑ 家具のコーナーは広々。伝統的な家具をモデルルームのように展示しています。
 
 
 
とても広い美術館をひととおり回り、カフェをのぞいてみると、何人かの生徒が休憩をしていました。
 

 
スコーンやマフィン、タルトを食べていたり、レモネードやオレンジジュースを飲んでいたり。
どこへ行っても甘いものが大好きな彼女たちでした。

 
↑ ラズベリースコーン バター付き €1.4(約180円)
 
 

およそ1時間の見学時間を経て、シティセンターで解散しました。
自由に行動できる放課後も明日の夕方だけとなりました。
おみやげリストのチェックをしながら引き続き買い物をしたり、おいしいアイルランド料理を食べに出かけたりしていました。


今日のEvening Activity(放課後の活動)は先週木曜日と同様ディスコでした。
希望制にしましたが、雨も降り始め、参加者はあまり多くありませんでした。
みなさんシティセンターで過ごした人がほとんどのようでしたね。

明日はとうとう最後の授業の日。
午後からは待ちに待ったViking Splash Tour(バイキング・スプラッシュツアー)と、最後のシティセンターです。

全員元気にカリキュラムを修了することができること、そして雨が降ることなくダブリン市街地を思いっきり楽しんでくることができることを祈ります。

2 件のコメント:

  1. あっという間に研修もあと数日になりました。日本のご家族に会いたい一方でアイルランドを去ることに寂しさも感じていることでしょう。様々な気持ちでいっぱいの時だと思いますが、最後まで悔いの残らない研修にしてください。帰りに飛行機の座席ポケットに大切なもの(カメラ等)を置き去りにしないように。。
    皆が元気に笑顔で戻って来る日を心待ちにしています。

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  2. いよいよ最終版。授業やその他イベント・カリキュラムを最後まで堪能してもらいたいものです。
    ホストファミリーの方に、精一杯語彙を駆使して、感謝の気持ちをその場でお伝えして
    ほしいと思います。
    ”来た時よりも美しく”で、ちゃんと身辺整理も自身でキチッとして、忘れ物が無い様に、元気に帰って来て下さい。

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