風がかなり強く吹いていましたが、日差しはとても暖かいです。
日本は毎日猛暑が続いているようですが、
今日のような日はとても過ごしやすいアイルランド・ダブリンです。
今日で第2週目の授業が終わります。あっという間でしたね。
いくつかの授業を覗いてみました。
こちらは映画を観ているようです↓
もちろんすべて英語で、字幕はありません。
リスニングの力が試されます。
こちらの授業では、背中に自分の名前が書かれた紙を貼っています↓
クラスメイトから自分のよいところを書いてもらっているようです。
今日で帰ってしまうスペインの生徒たちは、それをラミネートしてもらってお土産にしたのだとか。
「なんて書かれてる~??」
こちらは静かに作業をしている様子だったのでのぞき穴からのぞいてみました・・・。
何か作っているようですね!
お隣ではボールを投げながら、テーマに応じた発言を繰り返していくゲームをしていました↓
まさに会話のキャッチボール!ですね。
1時間目を終えて、休憩時間の様子です↓
授業の先生がごほうびにくれたキャンディーを食べていますが、
舌にも色がついてしまいました!
今日はこの二人がおそろいパーカーでした。
こちらは2時間目を終えて、お昼休みの様子です↓
卓球をして遊んでいます。
他国の生徒からケーキをおすそ分けしてもらっています↓
スポンジボブのホールケーキですが、とても甘そうですね…
今日は金曜日なので、学校は午前中で終了です。
午後はFree(自由)ということで各自City Centreへ行くなど、好きな時間を過ごしました。
また、希望者でトリニティーカレッジ内にある図書館へ「ケルズの書」を見に行きました。
お金が別途必要だったため強制はできませんでしたが、10名が参加しました。
ケルズの書が収められているOld library(図書館)前は入場を待つ人で長蛇の列でした↓
待つことおよそ15分、いよいよ中へ。
「ケルズの書」の魅力は、聖母子像や福音書作者のシンボルなど、1ページまるごと使った絵や、文章の頭文字を動物の形にしていたり、ちょっとしたスペースに小動物や模様などの装飾がされていることです。
ケルズの書や福音書の原稿、アーマーの書やダロウの書が展示されている1階部分は、撮影が禁止されていましたが、
生徒の皆さんはケルト美術の最高峰(本書にはケルト特有の渦巻き模様や人、動物が色彩豊かに描かれています)といわれる美しい書の数々をじっくりと眺め、目に焼き付けていたようです。
ここでご紹介できないのが非常に残念なくらい、美しくユニークな書でした。
製本の仕方や紙についても、展示がされていました。
全部で340枚の紙は、べラム紙という牛の皮で作ったものが使われているそうで、
この本を作るために約150頭もの牛が使われたとか・・・。
オールドライブラリーの2階部分は長さ65mのロングルーム。
ここには蔵書の中でも最も古い約20万冊の本が収納されています。
みなさんその素晴らしさに圧倒されていましたね。
上まで本がぎっしり!
つまり、アイルランドおよびイギリスで発行されたすべての本の納品が、ここに義務付けられていることになります。
蔵書数は約500万で、敷地内の6つの図書館に分けられていますが、
私たちが入場した「ケルズの書」のある図書館が最も古い建物なのです。
こちらはフラッシュなしでの撮影が可能でしたので、写真で少しご紹介します。
クリアケースの中には貴重な展示がたくさん。
このように一つひとつ色をつけていたのですね。
オールドライブラリーの中には、アイルランド最古のハープ(アイリッシュ・ハープ)も展示されていました。
こちらは、アイルランドで発行されるユーロの硬貨のデザインにもなっているものです。
ご存知の方も多いと思いますが、
ユーロはアイルランドを含むEU加盟28カ国のうち17カ国で導入されている単一通貨で、ユーロ紙幣は各国共通ですが硬貨の裏は国ごとにデザインが異なっているのです。
(どの国の硬貨でも問題なく使用できるため、おつりをもらった際に硬貨の裏をめくるとデザインが違うものが混じっていることがあり、どの国で発行されたものか考えるのも結構楽しいですよ!)
建物と書物の歴史に触れることができました。
「お金出してでも来てよかったー!」の声。団体割で安くなったので他のみなさんにもぜひおすすめしたい場所です。
最後に売店へ立ち寄り、解散としました。
売店にはケルズの書やトリニティー・カレッジライブラリー限定のおみやげが多くあり、買い物も楽しんでいたようですね。
↑オールドライブラリーの前はまだまだこんなに並んでいます・・・。
オールドライブラリーを訪れなかったみなさんもフリーの午後を満喫したことでしょう。
明日は2度目の小旅行です。
どのような学びがあるのか、今からまた楽しみですね。
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